2つ目半額はお得なのか検証してみた。ABCマート、洋服の青山、ドミノピザの場合

2017-06-02コラム

50%OFF

街で見かける2つ目半額のポップ。

靴屋や紳士服などでよく実施されていますよね?

最近ではちょっと違うかも知れませんが、紳士服のAOKIが3着目無料というサービスを行っています。

また、デリバリーピザ屋なんかもやってたりするし、消費者の私達からするとお得感がありますが、果たして本当にそうなのか

本日はそんな事を検証してみたいと思います。

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実施している店舗

スポット的にタイムセールで2つ目半額を行う小売店などは私個人では調べきることができませんので、今回は常時実施しているお店(頻繁に見かけることができる)や店舗を例に出して、検証してみます。

2つ目半額を実施している店舗として私がターゲットにしたのは

  • ABCマート(靴)
  • 洋服の青山(紳士服)
  • ドミノピザ(ピザ)

この3店舗で私が勝手に検証してみます。

ドミノピザは、正確には2枚目半額ではなく、2枚目無料なのですが、一応半額で計算しています。

前提条件

扱う商品が違うために価格帯がバラバラなので、ここでは均一に

1000円の商品

1500円の商品

この2点を買うことにします。

1000円台のスーツなんてあり得ないですけどね。

また、2つ目半額を導入している方はもれなく金額の安い方を半額としていますので、それも倣います。

それぞれの原価率及び利益率は、私が調べたところによると、年度によってもばらつきがあったり、同じ業種でも、展開している事業の種類などによっても様々であるため

絶対こうだ!

と断言ができそうにありませんが、概ね以下の通りで、そんなに外れてはいないと思います。

ABCマート 洋服の青山 ドミノピザ
原価率
40~42%
12~13%
30~35%
利益率
19~21%
29~31%
5~6%

このデータを基本に行きたいと思います。

 

検証

2つを普通に購入した場合(支払いが2500円

ABCマート 洋服の青山 ドミノピザ
原価
1000円
300円
800円
店側の利益
500円
750円
130円
経費分
(人件費その他)
1000円
1450円
1570円

となります。

驚くのが、洋服の青山の値です。

紳士服に限らず、服を販売している店の多くは、従業員がべったりお客さんにつきますので(わずらわしいときもありますが)その分人件費が高く、また、利益率も靴やピザに比べると1.2~5倍ほどあります。

飲食の利益率が低いこともわかります。

やはり、飲食で経営を成功させようと思うとなかなか上手に経営をしていかなくてはならないようです。

2つ目を半額で購入した場合(支払いが2000円)

ABCマート 洋服の青山 ドミノピザ
原価
1000円
300円
800円
原価率
(原価÷支払い)
50%
15%
40%
原価率変化
40%→50%
12%→15%
33%→40%

以上のようになり、原価率が100%に近いほど(近づくほど)、私たち消費者からするとお得に購入できていると言えますので、一応どの種類の商品でもお得には買えそうです。

 

特に

靴、ピザは、購入代金のうち約40%から50%が原価

になっています。

店側の利益を減らすことは店側の死活問題に直結するため、店側は企業努力によってコスト(経費分)を下げる工夫をしているというわけですね。

例えば、靴やであるABCマートは、割引対象を自社ブランドであるホーキンスやビジネスシューズに限定して(もともと原価が低い商品半額にしています

ピザであれば、持ち帰り限定とすることで、スタッフの人件費やガソリン代などの燃料費を削減して、利益を何とか確保していると考えられます。

さらに言えば、ドミノピザは

2つ目半額

ではなく、

2つ目無料

なので、私たち消費者からするともっとお得になっているということです。

・・・大丈夫か?ピザ・・・。

しかし、洋服の青山など紳士服は、もともと原価が低く、2つ目を半額にしたところで、従来の原価率とさほど変わりません。(12%→15%)

ということは、2つ目の商品を半額にしても、店側の利益が十分確保できるし、まぁ少しばかりは経費の削減をしなくてはならないでしょうが、お店としては2つ商品を購入してくれる方がメリットが大きいといえます

さらに言えば、スーツ類はもともと単価が高い商品なので、少々原価が圧迫されたとしても、利益額はそれなりの金額になりますよね。

このことからわかることは

  • 靴、ピザのように原価が30~40%以上の商品が2つ目半額を実施していた場合は、消費者からするとお得度が増すので、おすすめ
  • 紳士服の2つ目半額は、店側としておいしいキャンペーン

と私は考えます。

 

まとめ

2つ目半額で、私たち消費者がお得になるためには

  • 原価率の高い商品であれば、その恩恵を受けやすい
  • 原価率が低い商品(スーツや飲み物など)は、さほどお得ではないので、単純に購買意欲を掻き立てられているだけ

ということが言えそうです。

いちいち買い物をしていて、原価はいくらだろう?と考えながら買い物をするのはあまり楽しくないですが

2枚目半額ならかっちゃお!

という衝動買いをしたくなったときには、ふと思い出せるといいなぁと思います。

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