進撃の巨人空想科学読本についてレビュー

2017-11-02モノ(アニメ)

進撃の巨人空想科学読本

今更ながら、Amazonのほしい物リストの存在を知った私で書いていますが、私に送られてきた「ほしい物リスト」の「ほしい物」であった

 

進撃の巨人 空想科学読本

 

本日は、感謝とお礼を込めて、この本のレビューをしようと思います。

どうしてもテイスト的に、本ブログの「物理教師がアニメを語るとシリーズ」っぽくなっちゃいますが、どうぞご容赦ください。

 

スポンサーリンク

進撃の巨人空想科学読本は、こんな人にオススメ

進撃の巨人×空想科学読本

という、私にとっては夢のような企画。

 

そんな私にとっては、まぁ聞かれるまでもなく「読んで良かった」と思えるのですが

内容が気になる方もいると思うので、この本はどんな人にオススメなのか、を書き出してみようと思います。

 

こんな人にオススメ

この「進撃の巨人空想科学読本」をオススメしたい人は、ズバリこんな人です。

 

  • 空想科学読本が好きな人(進撃の巨人が好きな人は尚よし)
  • 単に「進撃の巨人」のストーリーだけを楽しんでいて、細かな設定まではカバーしていない人(進撃の巨人の世界に存在している鉱物、動物等)
  • 巨人の恐ろしさを、本当に知りたい人
  • リヴァイがすごすぎる、ということをちゃんと理解したい人
  • 立体起動装置が、気になって仕方が無い人
  • 私は「ボケより、ツッコミだ。」と言う人

 

ちなみに、私全部当てはまっています(笑)

要するに私みたいな人は、もれなく「おもしろい」と感じます。

 

そもそも進撃の巨人をよく知らないって人へ

そもそも、「進撃の巨人」をご存じ無い方は

過去記事進撃の巨人とは?に簡単なあらすじは載せてありますが

「自分で調べてね^^」

ってのも少し不親切に思うので、私なりに一言で説明します。

 

進撃の巨人とは

巨人VS人類の、命をかけた国盗り合戦

のお話です。

 

空想科学読本って、何?と言う人へ

過去記事アンパンマンのレシピ。で、空想科学読本について紹介していますので、こちらも「進撃の巨人」と同様に、気になる方は、記事内容共々、どうぞご覧下さい。

※リンク先は該当文面より少し手前になっていますが、そのままスクロールしていけば、空想科学読本の説明に入ります。

 

一言で言い表すならば、空想科学読本とは

非現実的な世界を、とことん現実に落とし込む

っていう本です。

 

進撃の巨人空想科学読本が読みたくなるポイント

では、これより、この「進撃の巨人空想科学読本」が読みたくなるポイント、すなわち

魅力

について、語っていこうと思います。

 

出てくる人物達のすごさが、よくわかる

巨人は絶望的な存在です。巨人の出現により、街の人々が恐怖でがたがた震えているのに

調査兵団を始め、「一匹残らず、駆逐してやる!」と言って、巨人に立ち向かうエレン達の勇気は、すさまじいものがあります。

 

でも、本当にそのすごさって伝わっていますか?

 

エレン達は

「どれほどの化け物」を相手に、勝負を挑もうとしているのか。

「立ち向かうための信念」が、どのくらいすごいのか。

 

これを理解するのに、「数値化」「身近な例で置き換え」という手段は、非常に有効です。

 

街の中で大きさを比較
作品の引用ではなく、MFilmsの自作です。

比較的小柄な扱いをうけている4m級の巨人ですら、歩道橋と同等のサイズ。

7m級であれば、3階~4階建てのビル程度だし、15m級に至っては、電信柱よりも大きい。

 

それに加え、小柄な4m級の巨人ですら

重さ1.0t、握力0.7t、噛む力1.0t

このスペックをもちながら、時速37kmの速さで迫ってくる

 

人類で走って逃げ切れるのは、有名人で言えばウサインボルト、ただ一人のみ。

森脇健二さん、残念・・・。

 

他に挙げれば、リヴァイ兵長と、女型の巨人が戦うシーン。

「リヴァイ、すげー!」としか感想が出ないなんて、もったいない!!

 

時速115kmで迫ってくる巨人のパンチを、時速161kmで突っ込み、私たちの7倍の俊敏さで、腕を7回も切りつけているのですよ、リヴァイは。

 

よって「リヴァイ、恐ろしい・・・。」が正しい感想(笑)

 

このように、身近にある物や、具体的に数字で表されると、より

  • 巨人の恐ろしさ
  • 調査兵団達の、異常なまでの能力の高さ

がわかってきます。

 

ツッコミ記事に、その真価がある

進撃の巨人空想科学読本は、大きく分けて

  • 巨人の基礎知識編
  • 巨人への対応編
  • 兵士、立体起動装置編
  • その他疑問編
  • ツッコミ編

に分けられます。

 

この「ツッコミ記事」が、まぁ秀逸。

箸休め的な感じで構成されている、わずか1ページしかない文章なのですが、情報量がぎっしり。

 

例えば、「兵士達の装備重すぎやしないか?」の記事では

(誰しもが一度は夢見る)「立体起動装置の実現化」をしたとすると

総重量は、56.6kgになる見込み。

クリスタ(かわいい)やミカサ(かわいい)達の体重を超えている、または同等の重さを担ぎながらあんな機敏な動きが出来るのか?

 

と疑問を投げておきながら、作中で使われている「架空の素材」で換算し直せば、26.7kgに収まる、という結論を導き出しています。

 

「26kgくらいなら、消防士の装備がだいたい20kgだし、なるほど、可能かも知れない。」と私も納得させられました。

 

こんな感じで、ツッコミとそれに対する解答までがしっかり書かれています。

※ちなみに、私はこの記事で立体起動装置の素材、ガスの成分を知りました。

 

ツッコミ記事は1から9までありますが、この全9ページを読むだけでも、進撃の巨人空想科学読本の価値があるように思います。

 

講談社からの依頼、だということ

カバー表紙、及び本文に挿絵として使われている画像は、ちゃんと原作の物です。

 

主に独自考察による部分において、そうじゃないものもありますが(藤島マル氏によるもの)

基本的には、漫画のワンシーンを切り取って、その現象につき理解を深める

というスタンスで、話が展開していきます。

 

講談社側からの依頼、及び作者の諫山創等、製作スタッフサイドの理解が無いと実現しません。

 

この本の注意点

反対に

「期待していたのと、違う。」

とならないためにも、注意点を話しておこうと思います。

 

ストーリー解説書、伏線考察まとめ、的な話では全く無い

進撃の巨人空想科学読本は、いわゆる「徹底解剖」の類いではありません。

2014年7月4日(第1刷発行は同年8月8日)時点で判明している内容で、科学的検証や考察(推理含む)を行っています。

 

なので、ストーリー進展によって、すでに判明している事柄等については、この本では「仮定」としていたり、「見当外れ」な見解をしているところが正直、あります。

 

筆者同様、私も”この本”にストーリーの解説目的は望んでいないので、それで良いのですが、ところどころ

「あれ?なんで、こんな的外れな仮説を立てているのかな?」

って感じることはあるかも知れません。

 

進撃の巨人における「シンプルかつ科学的に気になることを追求」している

ストーリー解説書や、伏線考察まとめをしたいわけじゃない

という認識はあった方がいいと思います。

 

ちなみにこの本が情報として拠り所(引用・参照)にしているのは

  • 単行本1~13巻
  • 進撃の巨人 悔いなき選択
  • 小説版 進撃の巨人 Before the fall 1~3巻
  • 進撃の巨人 INSIDE 抗

です。

 

 ストーリーの世界観を、現実に落とし込みたくない人には苦痛

例えば、巨人の出現によって人口を大幅に減らした、世界。

これが、いかに危機的状況だったのか?というのを

  • 具体的にどのくらいの数が減ったのか
  • 身近な人口減の例

などによって、推察・考察しています。

 

論理的で私はおもしろいと思いますが、人によっては

何、真面目に語っちゃってんの?

となるかもしれません。

 

「巨人への対応編」では、私たちが巨人に遭遇した場合の対処方法を4つに分けて説明していますが、そのどれも「進撃の巨人」を楽しむために必要か?と問われれば

です。

 

巨人から繰り出されるパンチのエネルギーは人間の6,561倍、だろうと

15m級の巨人の握力が55tに相当する、だろうと

そのどれもが、知らなくても作品を楽しめる情報ばかりです。

 

数値や具体化して、身近に感じさせる必要はない。

と考える人にとっては読む価値に値しないかもしれません

 

ただ、(ふざけている部分が多いですが)

科学的アプローチに間違いはありませんので、例えば「巨人化したエレンが、巨人を攻撃したときに、エレンの腕が吹っ飛ぶ、そんなことあり得るか?」というのは

科学的にみても正しいことだ

と、この本を読めば納得できます

 

 

最後に

進撃の巨人空想科学読本は、空想科学読本が好きな人はもちろんのこと

  • 巨人の恐ろしさを知りたい人
  • リヴァイや兵士達が、どれほどすごいのかを知りたい人
  • 立体起動装置や装備品について、知りたい人

にとっては、非常におもしろい全205ページです。

 

進撃の巨人を知らないよ、って人は正直楽しめないので、その場合は1から集めてくださいね^^

ちなみに、全巻漫画ドットコムでは、格安で全巻そろえることが出来ますよ。

進撃の巨人(全巻)

関連記事

進撃の巨人の新刊が300円台で買える?!一気に単行本をそろえたい人は、全巻漫画ドットコムを要チェック!

 

最後に、送っていただいた方、本当にありがとうございました^^

スポンサーリンク