月まで出かけてみよう!エレベーターで月へ行くことが実現するかも?!

2017-05-12コラム

月 上弦の月

 

宇宙ってものすごく広い事は知っていますよね?
そんな広い宇宙の中で私たちが住む地球に最も近い天体は月です。

 

本日は地球から最も近い天体である月、そんな月まで出かけてみたら?というお話です。

 

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月まで歩いていけますか?

月までの距離はおよそ384,000km(38万4千km)と言われています。

余談ですが、地球の自転の影響で、月と地球との距離は、年間0.04km(4cm)ずつ遠ざかっています。

よって何億年後には、もっと遠くなっています。

 

この384,000kmを歩いていくとどのくらいかかるのでしょう?

 

人間の時速は?

大人であれば、1秒間で約1.1mほどは歩けますので、秒速1.1mと言うことになります。

1分=60秒なので、分速66mと言うことですね。

※ちなみに、不動産でよく見かける【駅徒歩〇分】というのは、分速80mで計算されています。ちょっと早歩きに近いですね。

 

秒速1.1mとは、時速に直すと、3.6倍すればいいので

1.1×3.6=3.96

人間の時速は3.96km/時約4km/時と言えます。

 

ちなみに

なぜ3.6倍するのかというと時速とは、1時間あたりに何km進めるか?を表した値であり、秒速とは1秒間で何m進めるか?を表した値です。

 

1時間は3600秒(60秒×60分)なので

1秒間で何m進めるか×3600=3600秒間で何m進めるか=1時間で何m進めるか

となります。

 

この【1時間で何m進めるか?】を【1時間あたりに何km進めるか?】に変換するには

1mは0.001kmなので、1000で割ってあげればいいです。

 

よって、最初からまとめれば、秒速を時速に直そうとしたとき

まず3600倍してから、1000で割っているので

×3600÷1000 → ×3.6 と同じになるのです。

 

月まで歩くとどのくらいかかる?

人間の時速は約4km/時、月までの距離は384,000kmなので単純に

384,000km÷4km/時=96,000時間

ということに。

 

なんと96,000時間4,000日)かかる計算になります。

 

1年は365日なので、約11年と言うことですね。

 

しかもこれは【不眠不休でずーっと同じ速さで歩き続けて】と言うことですから、現実的じゃありませんね。

※そもそも歩いて月に行くことが現実的ではでありませんが

 

不眠不休をやめて活動時間(食事、睡眠等の時間を除いた時間)を仮に10時間としたとしたら、月まで歩く、という行為に費やせる時間は2.4倍になってしまうので、230,400時間9600日)。

すなわち

26年と4ヶ月ほど

かかってしまいます。

 

早い乗り物で行ってみては?

身近な速い乗り物で言うと、新幹線

2045年には東京ー大阪間でリニアモーターカーが誕生しているかも?ですね。

2045年の日本を予想してみると、不安が増し増しになった件について

 

とりあえず、現状で身近な速い乗り物でいうと新幹線。

新幹線の平均時速は250kmほどなので、コレに乗っていけば

384,000km÷250=1536時間

 

やった、1536時間64日)で月までいけます。

 

日本では2045年までに東京ー大阪間にリニアモーターカーが開通予定なので、リニアモーターカーを利用出来るようになれば、リニアの平均時速は390kmほどですから

384,000km÷390≓985時間

やったやった、985時間41日)で月までいけます!

 

1ヶ月ちょっとで月までいけるので、さしずめ船で世界一周と変わらない時間で月まで旅行に行けそうです。

道中の楽しみはほとんど期待できませんが、ハネムーンでムーン(月)にいく人も出てくかもしれませんね。

月 上弦 宇宙

 

いつかは、月に気軽にいけるようになる?

人類の過去をさかのぼってみれば、人類は月に降り立ったこともあります。

その時の乗り物は当然ロケットです。(当時はスペースシャトル)

 

ロケットであれば、月まで3日ほどで到着するのですが、残念なことに、1回の打ち上げに経費が110億円から150億円もかかる上に、そもそもスペースシャトルは2011年をもって打ち上げを打ち切られています。

 

また乗組員は、発射までの半年から1年間に厳しい訓練等を重ねて、出発に備えなければなりません。とてもじゃないですが、費用の面からも体力的な面から言っても気軽ではありません

 

地球から、歩きや乗り物に乗って、気軽に月に行くということは、不可能な気がしてしまいます。

 

しかし、月までという目標ではなく、もっと地球よりにはなってしまうのですが(スケールが小さくなってしまうけど)、気楽に宇宙に行くことは可能な時代がやってくるかもしれません。

実は、今【エレベーター】で宇宙に出るプロジェクトがあります。

 

エレベーターで宇宙にいける?

月まで(38万4千km)直接行くことは無理ですが、宇宙空間に、もっとも効率よく安全で、ロケットのように大量の燃料を噴出すること無く地球にも優しい方法として考えられているのが、【軌道エレベーター】です。

人工衛星などの軌道(静止軌道といいます。)上まで、地上から長大なエレベーターで結び、そこをシャトルのような乗り物が往復するのです。

静止軌道の高さはおよそ35,800kmなので、月までの距離のおよそ10分の1ではありますが、エレベーターに乗って宇宙にまで出られる、というものです。

 

ちなみに宇宙空間は空気が無くなる地上100kmから宇宙と定義していますので、35,800kmは完全に宇宙の領域です。

そもそも、人工衛星が飛んでいる軌道と同じなので、疑う余地も無いかも知れません。

 

軌道エレベーターの仕組みは?

そもそもエレベーターということは、絶対的にケーブルが必要になります。

そのケーブルの材質として最も有力視されているのが、カーボンナノチューブです。

カーボンナノチューブとは?(wikiに飛びます。)

 

この、カーボンナノチューブは、炭素分子が組み合わさった炭素の同素体で、簡単に言えば、金属のうち軽い部類に入るアルミニウムよりも軽いのに、最も堅いと言われているダイヤモンドを超える強度を持ち合わせています。

これを使って、ケーブルをつくり、地上から人や物を運ぶというものです。

月 宇宙 エレベーター

この技術を応用すれば、月(384,000km)までだっていけてしまうのかも知れません。

夢は広がります。

 

まとめ

人間が歩いて月まで行くには26年の月日がかかる。

その距離を科学の力をもってして、どんどん身近にしていっている。

 

歩くという日常的な行為で月まで到達するのは不可能ですが、エレベーターという身近に利用する乗り物で宇宙に出られるようにしようというプロジェクトが本気であります。

 

一番の問題点は、その莫大な予算。

次に、国土・領土の問題…。

 

空にばかり目を向けてしまいがちですが、いつも問題点は、地上で起こるものですね。

 

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