なんで?と疑問に持つ

子どもの「なんでなんで?」を一緒に楽しむテクニックとは?

なんで?と疑問に持つ

「なんで?」

「どうして?」

子どもが3歳になってから急に、増えました。

 

心理学では「質問期」と言うらしいですが、知的好奇心が増してきて

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この世のすべてが、疑問に思えているんじゃなかろうか?

と感じてしまうくらいの、質問攻め。

 

疲れちゃうとき、無いですか?

本日は、そんなパパ・ママに送りたい内容です。

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なんで?と私に聞かれても…困っちゃう?

私は、「教師」で「理科(物理)」ってこともあるせいか子どもの「なんで?」は、かなりウェルカム。

おそらく、人よりも「なんで?」に対する耐性はある方だと自負しています。

 

ただ、さすがに私も答えに詰まる質問が来ると、回答(解答)から逃げたくなる時もある

原因が偶発的なものだったり、論理的に説明しないと正しい説明ができないときなんか、まさにそれ。

 

例えば「おそらは、なんであおいの?」って聞かれた場合。

 

ただしくは物理で習う光の散乱で正しい説明ができますが、3歳児にその理解を求めるというのは酷ですよね。

 

一応3歳児じゃないおとな用で、端的に説明しておきます。

空が青く見える理由
青色の光の波長は、赤色の光の波長よりも短く、空気にあたるとあちこちに進行方向を変えやすいです(散乱)

反対に、赤色は波長が長いため、散乱しにくい(直進しやすい)。

空が青く見える(昼間)のは、あちこちに進んだ青色を見るからで、散乱が見れないときは、残った赤色の光を見る。

夕焼けが、まさにそれです。

散乱
出典 理科年表オフィシャルサイトー国立科学研究機構

 

空が青く見える理由など、答えがわからないときなど答えに詰まるような質問が子どもからきた時、どう答えてあげればいいのでしょうか?

 

なんで?を、一緒に考えてあげる

子どもと一緒

ものごとを理論的に理解しはじめるのは、6歳前後からと言われています。

なので、もしあなたのお子様が6歳以上であれば、ある程度理論にそって答えてあげるべきでしょう。

 

しかし、そもそも答えがわからないときだってあります。

3歳児の疑問は、そっちの方が多いかも。

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お空の青さを説明できない場合もそうですね。

 

そんなときは、「一緒になって考えてあげる」ということを意識してみましょう。

 

大人はついつい「答え」を求めたがります

子どもに対しても「答えを提示しなくては!」と考えてしまう

答えが分からないことを聞かれると、面倒に思ってしまう。

 

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答えや正解を気にしてては、数多の「なんでなんで」に消耗してしまいますよね。

 

いっそのこと「答えを伝えなきゃいけない。」なんて考え、捨てちゃいましょうよ!!

 

子どもは大好きなあなたに、認められたい

生徒のモチベーションをあげる指導、ポイントはこの6つ!ー教師の本音で、学習のモチベーションを維持する方法を書いていますが、学ぶことに対するモチベーションの源は

  • 楽しい
  • 目標を達成したい
  • 大好きな人に認められたい

の3点です。

 

子どもに限らず「知識を得たい」と思うのは、この3つに集約されるハズです。

特に、幼少期で大切なのは大好きな人に認められたいってことが。非常に大きい。

 

  • 「よくわかったね!」
  • 「偉いね!」
  • 「すごいね!」

なんてほめてあげると、子どもはすごく喜びますよね?

 

大好きな人に認められると、子どもは大人以上にうれしく感じます。

 

そしてこの喜びが「快感」となり、別記事学習指導で悩んでいる先生へ!脳科学にそった効果的な教科指導、5つのポイントー教師の本音で話しているように

脳は成功体験を味わうと一種の快感を覚え、再びその感覚を得よう

とするようになります。

 

だからこそ子どもは一度褒められたりすると、何度でもしようとするのでしょう。

まず、大事なのは答えを提示するよりも、認めてあげること。

 

そのために共感してあげるでもいいですし、できれば一緒になって、考えてあげるっていうことが、ポイントになってきます。

 

なんでなんで? には、オウム返しが便利

オウム

答えが分かるときや、上手く子どもの質問に答えてあげられる場合は不要ですが、中にはこんな時もあるでしょう。

  • 答え方がわからない。
  • 答えそのものが、わからない。
  • 答える時間が、無い。

そんな時にオススメしたいのが、「オウム返し」です。

 

男性シルエット
息子
なんで、しょうぼうしゃは、あかいの?
男性シルエット
何で、消防車は赤いんだろうね。

 

こんな感じで、言葉をオウム返ししてあげます。

そうすることで、内容の話の主導権が「子ども」にうつります。

 

その結果

  • 答えるまでの時間も稼げる。
  • あなたの中で質問に対する、新たな発見や、糸口、切り口が見つかる

ことが多いです。

 

もちろん子ども自身で、何かしらの質問に対する答えを見いだすかも知れない。

一言付け加えて返してみたり、どう思う? なんて聞き返してもいいかもしれませんね。

 

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消防車の話に戻してみましょう。

 

先ほどの消防車の場合。(実際に私が実践した内容)

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息子
しょうぼうしゃは、なんであかいの?
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消防車はなんで赤いんだろうね。
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…。救急車は何色だっけ?
男性シルエット
息子
しろ!

 

こんな感じで、その後「救急車=病院」というキーワードが思いつき、マスクやガーゼなどの「白色」を連想させて、救急車の色と結びつけました。

さらに、消防車は火事を消すってことろから「火」を連想させて、消防車の色と結びつけました。

 

子どもは、「正解」を求めているわけじゃありません。(特に3歳くらいの子どもは。)

あなたに認めてもらうための「きっかけ」が、「疑問」という形で現れているのだと思っています。

 

答えを正確に伝えることも大事ですけど、「なんで期」で子どもが求めているのは、答えを教えてくれること以上にあなたに、認めてもらうこと。

様々な理由により、答えを上手に教えてあげられないなら「認めてあげる」だけでも十分満足するんです。

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よく気が付いたねとか、共感してあげるとかでね。

 

初めのうちは、おしゃべりするおもちゃとかを使って親のオウム返しの訓練をしてもいいかもしれませんね。

参考

 

なんでを繰り返すことで、考える習慣が身についてくる

私が改めていうまでもありませんが、この「なんで期」を大切にしてあげれば小学校や中学校に入った時の学習意欲につながることは明白です。

 

自分で疑問を持ち、自分で知識を得て、自分で解決策を見いだせる。

これは学習のみならず、生きていくうえで必要な「能力」といっても過言じゃありません。

 

東大がすべて(優れているという訳)じゃありませんが、東大に通っている生徒達の多くは、その幼少期に「一人旅」を経験しているようです。

 

一人旅なんて、まさに「疑問」の連続。

  • どこに行けばいいのか?
  • どう行ったらいいのか?

 

そんな、(大げさに言えば)「困難」が立ちはだかったときに自分で考える癖が身についているかどうかで、その後の展開や成長が大きく変わってきます。

 

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自分で考える癖を身につけさせるためにも、子どものなんで? は大切にしたいですね。

 

子どもの「なんでなんで?」を一緒に楽しむテクニック、まとめ

子どもが「なんで?」と聞いてきて困った場合は、このような意識をしてみてはどうでしょうか?

  • 答えを与えることよりも、認めたり共感してあげたりことが大事
  • オウム返しは役に立つ
  • 大人が忘れた大切なことを「思い出させてくれる」いいキッカケになるから、それを楽しむ

 

自分に余裕が無い時は子どもの「なんで?」は「ストレス」に感じちゃいますが、認めてあげるために何ができるか?

これを考えて、上手く手を抜きながら、子どもとの時間を楽しめるといいですね。

 

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最後に「なんでなんで?」にまつわる、余談を一つ

 

先日、息子とお風呂に入っている時です。

私が湯船から出て、身体を洗おうとすると

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おふろのみず、ちいさくなった(少なくなった)。なんで?

と聞いてきました。

 

アルキメデスが浮力の原理を思いついたシーンと酷似していたため、思わず

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お?息子はアルキメデスの生まれ変わりか?

と、ちょっと感動しましたが、それはさておき。

 

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子どもは、こんな些細なことも気になるのか? スゴイな!

と、こちらが感心させられた瞬間でもありました。

 

人は成長すると、疑問を持つことが少なくなります。

「納得」するようになる、って感じかな。「悟る」でもいい。

 

大人は効率をもとめるあまり、時間がかかることを避ける

 

でも。この世界は「未知」であふれかえっているし、そんな当たり前を忘れかけている私たち大人だからこそ子どもの「気づき」は大切にしたい。

その気づきから、私たち「親」が学ぶことは本当に数多くあります。

 

子どもの「なんで?」が、忘れていた「当たり前」を思い出させてくれて、私たちにとっても有益なものになる。

子どもの「なんで?」をキッカケに、子どもと会話をして親の私たちも一緒になって「疑問を楽しみたい」ものですね。

 

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